現場監督
現場の最前線で、信頼を積み重ねていく日々
西村 京子
2009年 中途入社
社員インタビュー
interview
INTERVIEW
窪嶋 洋平
(くぼしま ようへい)
大工
2012年 中途入社
45歳(40代)
家族:妻・子ども2人
大工職として新築もありますが、主にリフォーム工事を担当しています。
戸建て住宅やマンションなどの住まいを対象に、小さな修繕から空間全体のリノベーションまで幅広い工事を行っています。
DAILY ROUTINE
8:00 - 8:45
社用車で各自の担当現場へ向かう
9:00 -
現場での作業スタート
12:00 -
楽しいお昼休憩(外食が多く、中華料理がお気に入り。特にレバニラと杏仁豆腐が好物。)
13:00 -
午後の作業スタート
17:40 -
現場撤収
18:00 - 18:30
報告や片付け、明日の準備を行い1日終了。
帰宅(帰宅後は自宅で晩酌タイム。キリン一番搾りとともに家族時間を満喫。)
もともとNHKのスタジオ装飾の仕事をしていましたが、帰りが遅く、家
族と過ごす時間がほとんどありませんでした。
結婚を機に「もっと家にいられる仕事に就きたい」と考えるようになり、ものづくりが好きだったこともあって大工の道を選びました。
当時は一人親方としてセルヴィーレの仕事を請けていました。
社員の方々とも一緒に現場に入っていたので、会社の雰囲気はよく知っていました。
そんな時に「社員としてやってみないか」と声をかけてもらったのがきっかけです。
実際に社員になってみて感じたのは、一人親方のときよりも仕事の安定感があるし、社会保険などの制度もしっかりしているということ。現場の数も年間を通して安定しているし、安心して仕事ができる環境が整っていると思います。
入社前から現場では会社の人たちと一緒に仕事をしていたこともあって、“入ったからといって特別変わった”という感覚はあまりなかったです。いい意味で、気を張らずに、自分らしく働けています。
やっぱり一番のやりがいは、自分の思った通りに現場が進んで、きれいに仕上がったときです。 下職さんや現場監督とやり取りしながら、「こうしたい」「こうした方がきれいに見える」っていう自分なりの考えを伝えて、それがうまく噛み合って、形になったときは本当に気持ちいいです。
特にお客様から「ここ、すごくいいね」って言ってもらえた瞬間は、「やっててよかったな」と感じます。たとえば、玄関の框やカウンターなど、目に見える部分の仕上がりを褒めてもらえると達成感も倍増します。現場は毎回違うからこそ、毎回学びがあるし、毎回成長を実感できる。そこがこの仕事の面白さだと思います。
もちろん、全部がうまくいくわけじゃなくて、寒い中での作業や、今はないですが、夜勤の現場で大変だったこともあります。特に、クリスマスの夜から始まった長期の夜勤現場は、本当にしんどかったです。
でも、そういう経験も含めて、乗り越えたあとには「次も頑張ろう」と思えるんです。仕事って、ただ作業するだけじゃなくて、人との関わりや、現場全体の雰囲気づくりも大切です。
自分の手で形をつくり、誰かの喜ぶ顔が見られる。そんな実感が持てるのが、この仕事の魅力です。
リフォームはお施主様が暮らす中での作業が多いので、清掃やコミュニケーションへの配慮も大切です。また、体調管理にも十分気をつけています。年齢を重ねていくと、体力も落ちていくので、体力づくりをしながら、怪我や病気にならないように日々健康な生活を送れるようにしています。
小さな工務店ですが、社会保険や福利厚生も整っていて、安定して働けるのが魅力です。休みもしっかり取れるし、働き方改革で土日祝休み+長期休暇(お盆・年末年始)もきちんとあって、体も心もリフレッシュできます。休みの日は家族と一緒にバーベキューをしたり、長男のバスケ仲間の家族と遊んだりしています。
また、自分が「こうしたほうがいいんじゃないか」と思ったことを、ちゃんと会社が受け入れてくれます。言いたいことが言える環境って、職人にとってはすごく大事なんです。
現場仕事なので、普段はみんなバラバラに動いていますが、月に一度のミーティング兼食事会で集まって話せるのがいいですね。顔を合わせる機会があるだけで、安心感が違います。
よく話すのは年上の大工の加納さん。気さくで優しいおじさんみたいな感じで、10年以上の付き合いになります。
職人は一人で動く時間が多いけど、こういうゆるいつながりがあるのがありがたいです。
まだまだ満足のいく仕事ばかりじゃないので、一つひとつの現場にもっと集中して向き合いたいです。昔に比べて失敗は減ってきましたが、「うまくできた」と思える瞬間をもっと増やしたいです。大工として、もっと“自分の理想”に近づきたいと思っています。
この仕事は、図面を見て、頭の中で組み立てて、それを形にしていく面白さがあります。現場監督や仲間とやり取りしながら、自分の考えが形になっていくのは、本当に楽しいです。
ものづくりが好きな人、人と関わるのが苦じゃない人、人のために手を動かすことに喜びを感じられる人には向いている仕事だと思います。自分の技術で、誰かの暮らしを支える。そんな実感を得られる職場です。
技術はあとからついてきます。丁寧な仕事を一緒に楽しめる仲間が増えると嬉しいです。
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